疲れた時、私は、紙とペンを用意する。
そして、自分の感情をすべて紙に吐き出す。
疲れている時は、ただ「疲れた」と紙に書く。
すると、不思議なことに「疲れた」と書いているにも関わらず、
自分の体がちょっとだけ元気になるような感覚を覚える。
疲れたという感覚をずっと自分の中に持ち続けるといることは、
自分をさらに疲れさせる。
紙に書くということは、一旦、自分の感情を外に出す【手放す・自分をからっぽにする】ということなのだろう。
そして、紙に書くという行為を通じて、
ああ、自分は疲れていたのだなあという(自分に対する)ある種の共感を生む。
自分との関係も人間関係であり、苦しみも悲しみも疲労も、ネガティブとされている感情も、
寄り添ってくれるものがあればそれは「温もり」に変わる。